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シヴァ神を讃え、応援を頂きましょう!

今月(3月)の新月のキールタンは14日(日)に開催されます。
インドでは、3月11日に「マハーシヴァラートリー」と言って、毎月訪れるシヴァラートリー(シヴァの夜=ラートリー、または吉兆の夜)の聖夜の中でも、最も神聖とされる吉祥の夜が訪れます。
前後3日はとてもエネルギーが強いので、シヴァ神を讃えるキールタンとマントラで、ぜひ一緒に素晴らしいエネルギーをシェアしましょう!

「マハーシヴァラートリー」について紹介します。

この夜、シヴァ神の信者たちは、断食をし、睡眠を絶ちサーダナ(霊的修行)に励みます。シヴァラートリーは、月が満月から新月へと変化する境目です。充ち満ちた欲望(月)がやがて消滅していくように、満月から新月へと変化するシヴァラートリーの日にサーダナに励むことで、欲望を滅し、解脱へと到る精神力が獲得できると信じられてきました。

シヴァラートリーの日は、シヴァ神を崇めるもっとも神聖な日です。この日には、シヴァリンガムを崇めたり、あるいは、シヴァ神の御名やルドラムを唱えたり、バジャンを歌ったり、瞑想を行うことがすすめられています。シヴァ・パンチャクシャラ・マントラ(オーム・ナマ・シヴァーヤ)も、この日に唱えることで、大きな功徳をもたらすといわれます。

また、この日は北半球の星の並びが良い作用を及ぼし、悟りに到る気づきを得ることができるとされています。そのためマハー・ムリティュンジャヤ・マントラ(Mahamrityunjaya Mantra、死を克服する偉大なマントラ)などのような古代より伝わるサンスクリットのマントラによる効力が極めて高まる日でもあると言われています。

シヴァラートリーの日には、様々な言い伝えが残されています。

この日、シヴァ神はパールヴァティー女神と結婚をしたと言われています。シヴァとシャクティとの永遠の合一である非常に吉兆な日です。シヴァ神はエネルギーの原始であり、シャクティと共に創造者として、そしてマハーカーラとしては破壊者でもあります。

またシヴァ神が保護と維持、そして破壊のダンス「タンダヴァの踊り」を舞い、宇宙を創造したのも、この日であると言われています。

猛毒ハーラーハラが世界を焼き尽くそうとしたとき、神々の願いに応え、シヴァ神はハーラーハラの猛毒を飲みほし、世界を救いました。ハーラーハラは、シヴァ神にとっても強大な猛毒であったため、シヴァ神の首が猛毒で青くなり、このためにシヴァ神は、ニーラカンタ(青い首)と呼ばれるようになった話は有名です。

深い献身と共に、このマハー・シヴァラートリーの夜にマハーデーヴァ(偉大な神、シヴァの別名)を崇拝する信者たちに、シヴァ神はその至福から信者たちが望む結果を与えます。従って、あらゆる面での障害や苦難を取り除くため、この吉兆な夜に、人々は信心深くシヴァ神を崇拝するべきだと言われています。

多くの人はこの日、早朝に体を清め、シヴァ神に心を定め一日を過ごします。断食を行う人々も少なくありません。未婚の女性たちはシヴァ神のような夫を授けられるよう、また既婚の女性たちは夫の健康と至福を願い、断食を行います。人々は夜にはシヴァ神を祀る寺院を訪れ、夜通しでキールタンを捧げ、祈り、シヴァ神を讃え瞑想します。家庭においても、夜には家族が集まりシヴァ神を讃えるプージャーが執り行われます。

引用:https://sitarama.jp/?mode=f73

今回のキールタンは、特にシヴァ神を讃える曲を中心に構成しています。また、ハヴァンではマハムリトゥンジャヤ・マントラを唱えるので、さらにパワフルです。解放して無心にキールタンを歌い、真心込めてマントラを唱えることでシヴァ神の恩恵を受け、内的人生を一緒に高めましょう!

ひらた

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