8月の「新月のキールタン&ハヴァン」は、15日(日)に湯河原スタジオ(さゆらばな)にて行われます。
2日前の13日、インドやネパールでは、ナーガ(コブラや蛇)を崇拝するヒンズー教のお祭り「ナーガ・パンチャミ(Naga Panchami)」が執り行われます。
ナーガ・パンチャミは、叙事詩「マハーバーラタ」に起源があります。
クル族のパリークシット(Parikshit)王は、ナーガ族の王タクシャカ(Taksaka)によって噛まれて死ぬ呪いをかけられ、防備の甲斐なく死んでしまいました。パリークシット王の息子ジャナメージャヤ(Janamejeya)は、父が殺された復讐として、ナーガ族を全て虐殺すことにしました。ジャナメージャヤの復讐の勢いは巨大になり、それを恐れた神々は、蛇の女神マナサ・デヴィ(Manasa Devi)に彼の復讐を止めるよう祈りました。
Wikipedia: https://en.wikipedia.org/wiki/Mahabharata
ナーガ・パンチャミは、ジャナメージャヤの復讐が収まった日とされ、蛇たちが新たな命を得た日と考えられています。
ナーガ・パンチャミの日、既婚女性は蛇の祀られている寺院へ出かけ、蛇にミルクなどの貢ぎ物を捧げ、家族の幸福を祈ります。
キールタンでインドの神々の名前を唱え、自律神経のバランスをとり、暑い夏 を乗り切りましょう!
ミエ